菅 木志雄
Kishio Suga
内外に

1988

紙に水彩 originals

39.5×54.5cm

Frame:58.8×73.7cm

本体価格
¥280,000-
国内送料
¥4,500-
消費税
¥28,450-
合計
¥312,950-
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紙裏にサイン、タイトル、年記あり。
画面全体に薄いヤケ、数カ所にシミが見られます。
作品は台紙に貼られており、台紙全体にシミが出ています。

額:かなり年季が入っています。
箱:傷んでいます。
こちらの作品のお届けは、1週間〜10日となっております。

ABOUT 菅 木志雄

1944年岩手県盛岡市に生まれた菅木志雄は、1968年に多摩美術大学絵画科を卒業。1970年前後より美術運動「もの派」の中心アーティストの一人として活躍してきました。石、鉄板、ガラス、綿、紙、木、ワイヤーといった素材を用い、それらを空間に配置することで「ものー空間」の関係性を構築し、物質性をあらわにした「風景」の生成を試みています。多摩美術大学在学中に斎藤義重と出会ったことで、伝統的な美術から解放された表現方法、パフォーマンスやハプニングといった当時最新のアートムーブメントを知ることとなり、これまでの芸術的発想にはない新たな表現方法の模索へと向かうことになりました。菅は自身のパフォーマンスやイベントを「アクティベーション」と呼んでいますが、これは、「実際に作ること」と「人間の行為性」の結びつきを検証するものであり、自分の行為性とそれに付随してくるものの在り方を中心として創作するということを意味しています。

西洋美術史的な文脈においては、イメージ(観念)が先行し、それを元に「もの(具体的)」が生まれるとされることが多いですが、菅はこの考え方に対し、「イメージに先行してすでにものが存在しているではないか」として、ものの存在性、実存ついての考察がなければアート作品は生まれてこない、つまり、「もの」が先に存在し、それ自体の実存を考えることがアートの出発点であるとしました。


それは、自身の制作について語る彼の『「何かを表していく」とは言うけれど「アートを作る」と言う意識はほとんどない』という言葉にも表れています。

BIOGRAPHY

1944年岩手県盛岡市生まれ。1968年多摩美術大学絵画科卒業。

【主な展覧会】
2021
「菅木志雄展〈もの〉の存在と〈場〉の永遠」岩手県立美術館(岩手)
2017
第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際展「VIVA ARTE VIVA」
2016
個展「Situations」Pirelli HangarBicocca(ミラノ、イタリア)
個展「Kishio Suga」Dia:Chelsea(ニューヨーク、アメリカ合衆国)
カーラ・ブラックとの二人展「Karla Black and Kishio Suga: A New Order」スコットランド国立近代美術館(エジンバラ、スコットランド)
2015
「菅木志雄 置かれた潜在性」東京都現代美術館(東京)
2014
「菅木志雄展」ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡)

ポンピドゥ・センター、テート・モダン、ダラス美術館、ディア美術財団、ニューヨーク近代美術館、ハーシュホーン美術館彫刻庭園、M+や、東京国立近代美術館、東京都現代美術館をはじめ、国内外の多くの美術館に作品が収蔵されている。

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