2012年のSNS上に無数に散らばる友人の写真を使用したポートレイトシリーズ。「digital impressionism」という、印象派に影響を受けた作者が、現代の風景画、肖像画とはどういうことなんだ?という問いに、現代のポートレイトやランドスケープはSNSにアップされ自分のタイムラインに流れてくるオンラインの画像と定義し、それをそのままプロジェクターに投影して制作された作品です。
作品裏に、サイン有り。
ABOUT 山口 歴
浮世絵や印象派の画家のポストカードを模写する幼少期を過ごす。7歳より西洋画を学び、欧米のグラフィティやポップアートにも感銘を受け、それら歴史上のアーティストのテクニックや表現技法に関心を持つ。
多元化した文化の影響による、ヒップホップの「サンプリング」というテクニックから着想を得て、独立した多色の絵具の筆跡を貼り合わせる「カットアンドペースト」という独自の表現手法で制作活動を行っている。 カットアンドペーストを用い、キャンバス作品に限らず、彫刻、ビルの壁面等、様々なスタイルの作品を制作する。
多色な独立した筆跡(しかし決して各々の筆跡が交わる事はない)の集積で形成される人物画や風景画は、自身を含む多元化した現代の人々や風景を表しています。
NYの人気ギャラリー 「REED SPACE」で個展開催する等、現在注目されている若手アーティストです。
BIOGRAPHY
1984年 東京都に生まれる
2006年 個展"SHROOM HEADZ EXHIBITION", LEVI’S Arcuate, Tokyo
2007年 渡米、NY在住
2011年 グループ展"GROUPSHOW3", AISHO MIURA ARTS, Tokyo,
2011年 チャリティオークション"Art For Tibet III Gallery Show and Fundraiser Auction", Joshua Liner Gallery, New York
2012年 グループ展"POST DPI", Kaikaikiki Gallery HIDARI ZINGARO, Tokyo
2013年 グループ展"ART OF JOMON", hpgr GALLERY, New York
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