山口 藍
Ai Yamaguchi
とくるかみのひまごとに
フォトエッチング、アクアチント、手彩色、雁皮紙 ED.22/40
26.8×39.8cm
Frame:36.4×55.3cm
雁皮刷りの、とても上品な作品です。
繊細な濃淡の色彩の中に、動きのある構図が特徴的です。
梅の木にとまる鳥が、丁寧に手彩色されています。
額が、ゴールドとシルバーの中間色のような上品な色合い
ですので、和の空間にもとても合います。
作品、額ともに状態は良好です。
額状態:A(美品)
本作品のお届け期間は1週間~10日となります。
ABOUT 山口 藍
山口藍は江戸時代の風俗を下敷きに創作した遊女として暮す幼い少女たちの姿をふとんや貝殻や板など独特の支持体を用い、繊細な描線と明快な色面で表現し続けてきました。その作品は日本文化や慣習、和歌の言葉や美術工芸などに独自の解釈を与えることにより、新しくかつ幾重にも重なりあった意味を持って展開します。多彩なアングルで描かれるさまざまなポーズをとった少女たちには、江戸時代の風俗と作者特有のエロティシズムが同居しています。
BIOGRAPHY
1977年 東京生まれ
1995年 女子美術大学芸術学部工芸科織専攻入学
1999年 NINYU WORKS 結成
個展
2000年「春に知られぬ花」 NADiff 東京
2001年「笑門来福」 シブヤ西武美術画廊 東京
2010年「きゆ」 ミヅマアートギャラリ 東京
グループ展
2002年「カゲキ・メトニミクス(過激な換喩)」 Stefan Stux Gallery ニューヨーク、アメリカ
2004年「OFFICINA ASIA」Galleria d Arte Moderna ボローニャ、イタリア
2006年「Fiction@Love」 Museum of Contemporary Art Shanghai 上海、中国(Singapore Art Museum シンガポールへ巡回)
2012年「ジパング展 ー沸騰する日本の現代アートー」 新潟県立万代島美術館 新潟(2013 高崎市美術館 群馬、八戸市美術館 青森、秋田県立近代美術館 秋田へ巡回)
など多数
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