山口 晃
Akira Yamaguchi
新東都名所 東海道中 日本橋 改
2012
木版画 ED.110/150
39.2×26.9cm
Frame:45.8×30.8cm
現在の日本橋と首都高速のさらに上に、広重の浮世絵を彷彿とさせる橋が架かっています。景観の不評を否定するのではなく、むしろその景観を活かし、その上に太鼓橋を架けています。都市の高層ビルの合間に、人情味溢れる情景を散りばめ、過去・現在・未来を混在させた懐かしくも新しい、山口晃の日本橋図です。
山口晃「新東都名所 東海道中 日本橋 改」
制作・発行 / アダチ伝統木版画技術保存財団
サイン・エディション有り。
作品、額ともに、状態は良好です。
本作品のお届け期間は、1週間〜10日です。
ABOUT 山口 晃
山口晃は日本の古美術やマンガからインスピレーションを受け、合戦図、時空の混在、更には画面を埋め尽くすように描き込まれた街の鳥瞰図等のモチーフを使い、大胆かつ緻密な描写により、過去と未来が交錯するかのようなユーモアとシニカルさを織り交ぜた情景を描き出します。現代美術の最先端を切り開くアーティストの一人です。
BIOGRAPHY
1969年 東京都生まれ
1994年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1996年 東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了
グループ展
1997年「こたつ派」ミヅマアートギャラリー、東京
2001年「第4回岡本太郎記念現代芸術大賞展」川崎市岡本太郎美術館、神奈川
2007年「アートで候。 会田誠 山口晃展」上野の森美術館/東京
「「VOCA展2007」上野の森美術館、東京
2012年 「ジパング展ー沸騰する日本の現代アート」新潟県立万代島美術館、新潟/高崎市美術館、群馬/2013年、秋田県立近代美術館
個展
2008年「さて、大山崎−山口晃展」アサヒビール大山崎山荘美術館、京都
2012年「望郷 TOKIORE(I)MIX」メゾンエルメス8階フォーラム、東京
2013年「山口晃展 画業ほぼ総覧—お絵描きから現在まで」群馬県立館林美術館、群馬
その他多数
パブリックコレクション
高松市美術館、馬の博物館、ヴァンジ彫刻庭園美術館、大原美術館、滋賀県立
近代美術館、森美術館、アサヒビール大山崎山荘美術館他
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