作品状態は、良好です。版面左下に「Heliotrope Foundation」のエンボス印。
裏面に「OYAMA ENRICO ISAMU LETTER」、「HELIOTROPE FOUNDATION」の記述。
(記述は額裏窓より確認できます。)
アーカイバルピグメントプリント
こちらの作品のお届けは1週間から10日となっております。
ABOUT 大山エンリコイサム
大山エンリコイサムは、1970〜80年代のニューヨークのヒップホップ文化をもとに始まるストリート表現、エアロゾルライティングという手法を用いる。これはスプレーなどで、壁やシャッターにイラストや図を描くものだが、彼の場合それを独自の解釈で発展させ、さらにクイックターン・ストラクチャーと呼ばれる形を生み出した。
そしてその形を既存の絵画へと絡ませ新たなリズムを生み出した作品群を製作している。元々ライブペイントもしていた側面から、計画的に作る部分と身体的な動きを大切にしている即興的に描く部分とが混在し、そこも彼の作品の魅力だろう。
国内外美術館やギャラリーでの個展活動や、近年はコムデギャルソンとのコレボレーション、また、壁やカンヴァスに留まらず、服や映像作品など多岐にわたる活動を続けている。その他、アゲインスト・リテラシー、ストリートアートの素顔など著書も多数出版している。
BIOGRAPHY
1983 年 東京生まれ。
2007 年 慶應樹塾大学環境学部卒業。
2009 年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻終了。
2011 年 コムデギャルソンとのコラボレーション
ACC=アジアンカルチュラルカウンシルの招聘(しょうへい:人を丁重な態度で招くこと。)でブルックリンにスダジオを構える。
2016年 大和日英基金(ロンドン)
2017年 マリアンナ・キストラー・ビーチ美術館(カンザス)
2019~2020年 ポーラ美術館(箱根)
2019~2020年 中村キース・ヘリング美術館(山梨)
2019~2020年 タワー49ギャラリー(ニューヨーク)
2020~2021年 神奈川県民ホールギャラリーなど個展を開催
現在は東京とニューヨークの2拠点で作家活動をしている。
主な賞歴
- 2016年 VOCA 展 佳作賞(上野の森美術館、東京)
- 2009年 YOKOHAMA 創造界隈ZAIM コンペ
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