クロード・ヴィアラ
Claude Viallat
作品

1984

布、アクリル original

64.0×64.0cm

SOLD
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ヴィアラが多用する「そら豆型のパターン」が一つだけ中央に見られる作品です。「空間に吊り下げることにより画布の表と裏というヒエラルキーを解消しようとする絵画」を探求するヴィアラらしく、こちらの作品は布1枚で出来ているため、壁に掛ける際は磁石の使用をお勧めします。

*裏にGalerie Jean Fournier(パリ)のシール有り。

こちらの作品は、額装はされておりません。

作品のお届けは、1週間〜10日となっております。

ABOUT クロード・ヴィアラ

フランスを代表するアーティストの一人であり、1960年代後半フランスの前衛芸術運動である「シュポール/シュルファス」(※)の代表的な作家。
濁りのない鮮やかな色彩を用いて描かれた繰り返しのモチーフは溌剌としていて、洗練された明るさに溢れています。

これまで、フランスやアメリカをはじめとする世界各地で継続的に紹介され、日本では「シュポール/シュルファス」(埼玉県立近代美術館ほか、1993)、「身体と表現 1950-1980 ポンピドゥーセンター所蔵作品から」(東京国立近代美術館・京都国立近代美術館、1996)、「ポンピドーコレクション展」(東京都現代美術館、1997)など。


(※)「シュポール/シュルファス」は、「支持体/表面」を意味するフランス語で、70年代の重要なアートムーヴメントの一つです。1960年代末、パリ五月革命に端を発した政治の季節を背景に、フランスの何人かの若い作家たちは、絵画とその構成要素や制度的側面についてのシステマティックな考察を開始しました。色彩や形態などの形式や、カンヴァスや木枠、絵の具をはじめとする素材、あるいは展示空間や発表方法など、さまざまな要素をめぐって、周囲の作家たちを巻き込みながら、活発な議論と発表を繰り返しました。

BIOGRAPHY

1936年 フランス、ニームに生まれる
1955年 モンペリエのエコール・デ・ボザールに入学
1961年 パリの国立美術学校に入学
1968年 パリ近代美術館における、シュポール/シュルファスの運動に参加
1969年 シュポール/シュルファスの運動から離れる
1972年 ニューヨークのグッゲンハイム美術館「アムステルダム‐デュッセルドルフ‐パリ」展等に出品
1974年 サン=エティエンヌの芸術・産業美術館において初展覧会
1982年 ポンピドゥー・センターにおいて回顧展
1988年 ヴェネチア・ビエンナーレに参加
1991年 パリ国立美術学校の教師となる
1993年 「1970年・南仏-パリ シュポール/シュルファス」展(埼玉県立近代美術館、大原美術館、芦屋市立美術博物館、北九州市立美術館、岐阜県美術館に巡回[-1994])
1997年 ポンピドゥー・センターの『 LEmpreinte 』展に参加
2000年 ブラジル・リオデジャネイロの『シュポール/シュルファス』展に参加
2002年 フランスのセレ現代美術館で開催された『6 Toros, 6Artistes 』に参加
2004年 イタリアのミラノとキアヴァリで『四人の作家 シュポール/シュルファス』展に参加
2006年 美術アカデミー、シモンおよびチーノ・デル・デューカ財団の絵画賞を授与される

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