私は作品にviewとタイトルをつけます。それは、絵画とはそれを見る人を受け止めて、日常とは違う空間に連れて行ってくれる風景であってほしいと考えているからです。
生きているものの生命力と、大自然の中にいるようなすがすがしさとが共存するような表現はできないかと考えています。アクリル絵の具を何層も重ねて削ることにより現実的には冷たい雪の風景の向こう側に見える暖かみや、雪に閉ざされた中で春を待ち、生命力をたくわえている力強さなどを表現したいと考えています。
私の絵を見る前より少しでも、爽やかで晴れた気持ちになってくれたら幸せです。
作品状態は良好です。
作品側面に、サイン・タイトルの記載有り。
こちらの作品のお届けは、1週間〜10日となっております。
ABOUT 田中宏美
田中宏美の描く作品のテーマは、一貫して「view」と名付けられてきました。「view」とは抽象化された景色。登山やスキーの愛好家である田中は、「自分の体験した自然、それは単に視覚的なものだけでは終わらない、聴覚、嗅覚、触覚の総合的な体験である。それを絵画という視覚による認識形態に落とし込むとき、視覚体験を抽象化しなければ描き切ることはできない。」と言います。そんな田中の描き出す世界は、凛としていて清々しい空気感に満ちています。
BIOGRAPHY
1978年埼玉県生まれ
2002年女子美術大学院修了
個展
2023
「pepin at arca」Beauty Parlor arca(東京)
WallsTokyo(東京)
2022
「喫茶芸術領域構築展02」上尾アートセンター
SUTTENDO COFFEE(埼玉)
2019
「ONVO SALON×Gallery Pepin‐今月の一枚‐」ONVO SALON URAWA(埼玉)
2017
Gallery Pepin(埼玉)
2009,10,12
PNB-1253(埼玉・秩父)
2008,10
啓祐堂ギャラリー(東京)
2002
Oギャラリー(東京)※03,04,06,09,11,13,15
グループ展
2023
「edaha」宇フォーラム美術館(東京)
「さいたま国際芸術祭市民プロジェクト「創発inさいたま」またお会いしましょうー対極を超えてー」埼玉会館(埼玉)
「Contact #4」ヒカリエ8/CUVE 1,2,3(東京)
2022
<画廊企画>「DuoシリーズⅢ」Oギャラリー(東京)
「上尾トリエンナーレ2022」上尾アートセンター・SUTTENDO COFFEE(埼玉)
2021
「うらわ街中2021」(有)サカタ本店(埼玉)
2020
「扇展」Oギャラリー(東京)
「美術と街巡り浦和 うらわ街中2020」ふたば堂眼鏡店(埼玉)
「ONVO STUDIO EXHIBITION vol.2 -for LIFE-」ONVO STUDIO INAMACHI(埼玉)
2019
「美術と街巡り浦和」浦和仲町市街地住宅406号室(埼玉)
「outside and the inside 6 -眺めの深度」Oギャラリーeyes(大阪)
「Contact #2」表参道画廊+MUSEE F(東京)
2018
「美術と街巡り浦和」cotton(埼玉)
2017
「美術と街巡り浦和」Cafe uwaito(埼玉)
「Contact」表参道画廊+MUSEE F(東京)
2017、18
「アートアイランズTOKYO国際現代美術展」(東京)
2016
「美術と街巡り浦和」手焼きせんべい三代目満作(埼玉)
2014、20
「二人展それぞれの視界色」MUSEE F(東京)
2014
<画廊企画>「三人展燦SUN三」Oギャラリー(東京)
2013
「どこかでお会いしましたね展」うらわ美術館(埼玉)14,15,16,17
2010
「art expo MALAYSIA 2010」CONVENTION CENTRE(クアラルンプール)
2009
「VOCA展」上野の森美術館(東京)
2004
「未来へ開かれた空間展」神奈川大学セレストギャラリー
2003
関口芸術基金賞入選 柏市民ギャラリー(千葉)
loading