2017年春に行われた長野県駒ヶ根市の「小さな庭」という花屋さんでの展示のため、その店内をイメージして描いた1枚です。自然に咲く野の花ではなく『花屋』という空間に集められた春の彩り、生の謳歌をキャンバスに表現しました。
こちらの作品の配送は、4月20日以降となります。
ABOUT 寺井茉莉子
「花を眺めていると、様々な形や、複雑な配色、
発光しているような空気をまとっていることがわかる。
そのままうつしとれない印象を画面に現したい。」
寺井茉莉子は、5年ほど前に活動拠点を東京から長野県駒ヶ根市に移し、制作と発表を続けている。
春には色とりどりの花を愛で、夏は山の濃い緑に囲まれ、
秋になるとリンゴの収穫を喜び、冬にはやがて来る春のための準備をする。
寺井は自然と共に暮らしながら、己が感じたこと見たものをキャンバスに描く。
その作業は、見えたものの姿や本質をより具体的に露わにするだろう。
BIOGRAPHY
1984 福岡県生まれ
2007 尾道大学 芸術文化学部美術学科油画専攻 卒業
2011 セツモードセミナー卒業
2013 長野県駒ヶ根市に移住
展覧会
2017 「白と色」個展/gallery to plus 東京
「warmth」小川泰生・寺井茉莉子二人展/かんてんぱぱホール 長野
「What a beautiful flower!!」個展/小さな庭 長野
2016 「絵と布と紙展」個展/toco toricot 長野
「中川村アトリエ開放展」グループ展/中川村 長野
2015 「中山自然美術館展2015」グループ展/小豆島 香川
「はねるたからけむり」個展/gallery to plus 東京
2014 「飯伊50人展・リフレクション」グループ展/飯田 長野
パッケージデザイン
2009,2012 越後妻有大地の芸術祭 公式お土産リデザインプロジェクト入選・商品化
(はっか糖 / ふろしき / トートバッグ など)
2010,2013 瀬戸内国際芸術祭公式お土産リデザインプロジェクト入選・商品化
(オリーブサイダー / 丸大豆醤油 / 讃岐そだち など)
受賞歴
2007 シェル美術賞展 入選/『暖かく逃げる時間』
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