アンディ・ウォーホル
Andy Warhol
「サムという名の猫と一匹の青い猫」より(IV.58A)
1954
オフセットリトグラフ、着彩(水彩) ED.190
21.4×14.2cm
Frame:56.2×48.2cm
アンディ・ウォーホルの初期作品の中でも、特に人気の高い
サム猫シリーズの中の1点です。
オフセットリトグラフ刷りで、色彩は手彩色です。
こちらの作品の目の色は、黄色です。
作品状態はとても良好です。
額状態 A:美品
こちらの作品のお届けは、1週間〜10日となっております。
ABOUT アンディ・ウォーホル
世界でも最もポピュラーな20世紀後半を代表するポップアーティストです。1962年にキャンベルスープ缶のシリーズを発表以降、コカコーラや洗剤等の消費財やマリリンモンロー、エルヴィスプレスリー等の有名人など、大衆社会のわかりやすい素材をモチーフにした作品を発表しています。いち早くシルクスクリーンの技法を取り入れ、大量生産・大量消費という高度資本主義の構造をアートに持ち込みながらも、同時に彼の作品からはそういった時代背景へのある種のシニカルさが感じられます。その人生観を含めた生き様そのものが伝説的な存在となっています。
ウォーホルの作品やモチーフは、多くの雑誌や広告で目にすることが多く、廉価なポスターやキャラクター商品の流通量も多いため、極めて身近な印象を受けます。一方、制作部数が限定されたシルクスクリーンについては、その希少性と人気から、作家の中でも最高位の価格で取引されています。世に溢れたモチーフの作品であっても実際に作家本人のサインが入った「本物の」作品を目にすると、そのカリスマティックな魅力に吸い込まれてしまいます。
BIOGRAPHY
1928年 ピッツバーグにてスロバキア移民の子として生まれる。
1949年 カーネギー工科大学にて広告芸術を学び卒業。
1950年 『ヴォーグ』など雑誌の広告やイラストを手掛ける。
1961年 キャンベルスープの缶やドル紙幣をモチーフにした作品を描く。
1962年 シルクスクリーンプリントを用いて作品を量産するようになる。
1964年 ニューヨークにファクトリーと呼ばれるスタジオを構える。
1968年 拳銃で狙撃される。
1970年 「ライフ」誌によってビートルズとともに「1960年代にもっとも影響力のあった人物」として選ばれる。
1974年 初来日
1983年 TDKカセットテープのCMにも出演
1987年 NYにて死去。58歳。
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