アンディ・ウォーホル
Andy Warhol
Ladies & Gentlemen

1975

シルクスクリーン 81/125

85.1×67.3cm

Frame:123.5×92.5cm

SOLD
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ウォーホルの作品に代表される肖像画です。女装した男性と、男装した女性をモチーフにした10種類ある作品群の中の一枚です。
ウォーホル後期の作品となり、銃で撃たれて以降スタジオを移転し、初期の頃から様々な形で変化した制作スタイルが戻ってきた、とりわけ過激な時代の作品です。 
モチーフごとに250部のエディションが存在します。過激なメッセージが隠されていながらも、作品に漂う雰囲気は静寂さが漂い、とびきりモダンな印象を与え、どんな壁にもマッチする作品です。

作品の状態はおおむね良好ですが、裏面上部4ヵ所にテープ跡、裏面右下角に僅かなヨゴレがあります。
額ランク:C(経年による劣化が見られます)

本作品のお届け期間は1週間~10日となります。

本作品はインターネット経由にてお買い上げいただきました。
誠に有難うございました。
WALLS STAFF一同
2014年3月

ABOUT アンディ・ウォーホル

世界でも最もポピュラーな20世紀後半を代表するポップアーティストです。1962年にキャンベルスープ缶のシリーズを発表以降、コカコーラや洗剤等の消費財やマリリンモンロー、エルヴィスプレスリー等の有名人など、大衆社会のわかりやすい素材をモチーフにした作品を発表しています。いち早くシルクスクリーンの技法を取り入れ、大量生産・大量消費という高度資本主義の構造をアートに持ち込みながらも、同時に彼の作品からはそういった時代背景へのある種のシニカルさが感じられます。その人生観を含めた生き様そのものが伝説的な存在となっています。

ウォーホルの作品やモチーフは、多くの雑誌や広告で目にすることが多く、廉価なポスターやキャラクター商品の流通量も多いため、極めて身近な印象を受けます。一方、制作部数が限定されたシルクスクリーンについては、その希少性と人気から、作家の中でも最高位の価格で取引されています。世に溢れたモチーフの作品であっても実際に作家本人のサインが入った「本物の」作品を目にすると、そのカリスマティックな魅力に吸い込まれてしまいます。

BIOGRAPHY

1928年 ピッツバーグにてスロバキア移民の子として生まれる。
1949年 カーネギー工科大学にて広告芸術を学び卒業。
1950年 『ヴォーグ』など雑誌の広告やイラストを手掛ける。
1961年 キャンベルスープの缶やドル紙幣をモチーフにした作品を描く。
1962年 シルクスクリーンプリントを用いて作品を量産するようになる。
1964年 ニューヨークにファクトリーと呼ばれるスタジオを構える。
1968年 拳銃で狙撃される。
1970年 「ライフ」誌によってビートルズとともに「1960年代にもっとも影響力のあった人物」として選ばれる。
1974年 初来日
1983年 TDKカセットテープのCMにも出演
1987年 NYにて死去。58歳。

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