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Le Corbusier

ル・コルビュジエ

ル・コルビュジエ(1887-1965)は建築家、画家。建築家としてのキャリアをスタートさせる前には絵画制作に取り組んでいた。画家のアメデ・オザンファンと共に「ピュリスム(純粋主義)」を提唱。雑誌『エスプリ・ヌーヴォー(新しい精神)』を刊行しモダニズム精神の普及を図った。ピュリスムとは、キュビスムに影響を受けながらもその複雑さや装飾性に対してよりシンプルであること、より明快であることを求め、「純粋な形」「秩序だった構成」を重視した。「形態は機能に従うべき」というコルビュジエは、「家は住むための機械」と語るなど、無駄のない、目的に最適化されたデザインでモダニズム建築を牽引した。 絵画において「機能性」というのは、描かれる対象物の本来の目的や機能を尊重し、構成や形において理性的で視覚的に整理された画面を作ることをいう。キュビスムの作家たちがモチーフのコップや瓶を分解して複雑に再構成した絵を描いた一方で、ピュリスムの提唱者たちは、コップや瓶をそのままそれとわかる形で、秩序立った画面構成を用いて描くことを試みた。ル・コルビュジエは建築家として有名になって後も絵画を制作し続けた。彼にとって絵画は、クリエーションの源であり、思想を整理する重要な役割を担っていた。

Biography

1887 ラ・ショー=ド=フォン(スイス)生まれ
1900 地元の美術学校に入学 時計装飾を学ぶ
1915 パリの国立図書館の版画部門で勉強
1918 オザンファンとともにパリのトマ画廊で「ピュリスト展」を開催
1920 総合芸術雑誌「エスプリ・ヌーヴォー」刊行(25年まで)
1929 《サヴォア邸》の建設
1943 「モデュロール」研究に着手
1962 チャンディガール(インド)《州議会議事堂》の完成
1965 チャンディガールの《開いた手》のモニュメントのスタディを再開
    カップ・マルタンで海水浴中に没

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