Introducting Artists

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Chiharu Shiota

塩田 千春

塩田千春は日本の美術大学にいた頃から現在のスタイルにつながるような作品を制作。その後ドイツに渡り、ハンブルク美術大学でパフォーマンスアーティストとして知られるマリーナ・アブラモヴィッチに師事しました。 塩田千春といえば空間に赤い糸を張り巡らせたダイナミックな作品を思い浮かべる人が多いと思います。彼女の代表作『不確かな旅』は船から天井へと広がる赤い糸がやはり印象的です。赤い糸は、血管、あるいは人との繋がりを連想させます。「生と死」、「存在」といった人間の根源的な問いが彼女の作品のテーマといえるでしょう。形のないものをインスタレーションという手法で表現した作品は鑑賞者を圧倒し、独自の世界に引き込みます。現在もベルリンを中心に世界中で精力的に活動しており、今後も目が離せません。

Biography

1972年 大阪府生まれ
1996年 ハンブルク美術大学入学
1997ー99年 ブラウンシュバイク美術大学
1999ー03年 ベルリン芸術大学

・個展(近年のみ抜粋)
2019年 「塩田千春展:魂がふるえる」(森美術館・東京)
2020年 「さまよう航海」(ケーニッヒギャラリー・ロンドン、イギリス)
2021年 「命の糸」(ブラジル銀行センター・リオ・デ・ジャネイロ、ブラジル)
2022年 「内に住む」(ギメ東洋美術館・パリ、フランス)

・グループ展(近年のみ抜粋)
2019年 「瀬戸内国際芸術祭2019」(豊島、香川県)
2020年 「​​現在地:未来の地図を描くために[2]」特別展 (金沢21世紀美術館・金     沢、日本)
2021年 「主の体」(ミラノ王宮・ミラノ、イタリア)
2022年 「宇宙船フベルトゥスブルク 変容する夢の城」(ドレスデン国立美術館、フ     ベルトゥスブルク城、ヴァルムスドルフ・ドイツ

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