Introducting Artists

About

Robert Morris

ロバート・モリス

1948年から50年までカンサスシティ大学で機械工学を学んだ後にアートとアート批評などの活動を本格化させる。 モリスの美術は抽象表現主義とは対極的なものであり理論的に構築されたものであると言える。 彼の初期作品、1960年代あたりには徹底的なシンプルさを追求したミニマリスム的な作品が多く見られたが、1960年代後半あたりになるとミニマリスムからアンチフォームという新しい美術理論を確立する。 アンチフォームとは鉛、フェルトやゴムなどの工業製品を使い、それらの素材がなんらかの変化の途上にあるプロセスを重視した表現方法のことである。 こういった作品の創作をする一方で、ダンサー兼振付師である妻のシモーヌの影響で、自身も数々のダンスの振り付けを手がけた。

Biography

1931年 2月9日ミズーリ州カンザスシティ出生
1948〜50年 カンサスシティ大学 機械工学を学なんだのちにとアート活動を本格化させる
1950〜51年 サンフランシスコアートインスティチュート在籍。その後妻のシモーヌの影響でダンスに興味を持ち自身の活動にもつながっていく。
1960年代 ミニマリズム的な作品を数多く制作
1960年代後半 アンチフォームという新しい美術理論を確立。その後も精力的に多方面で活躍し続ける。
2018年 享年87歳

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