Introducting Artists

About

Horst Antes

ホルスト・アンテス

大きな頭を持ち、胴体がなくてすぐに足に続いている独特の人物像は、地の神(Gnome)を表現しています。マスクのような、思いにふけっているような巨大な頭は、時には室内、時には廃墟の光景の中に置かれることにより、あらゆるカテゴリーに当てはまらない独自の世界を創り出しています。その世界は見る者をまき込んだ夢の共同体を思わせます。

Biography

1936年ドイツに生まれ。
カールスルーエ国立美術学校に学び、1950年代はドイツ表現主義のような強い色彩を用いて描く。
1959年ドイツ青年画家展や、61年パリ青年ビエンナーレなどに出品。
1962年から63年にかけてイタリアを訪門し、また66年のベネチア・ビエンナーレではユネスコ賞を受賞。
1973年以降は、母校に戻って教鞭をとりながら制作を続ける。

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