INTRODUCTING ARTISTS
Toshimitsu Imai
今井俊満
1952年第1回フランス政府給費留学生として渡仏。サム・フランシス、ミッシェル・タピエらと交流しアンフォルメル運動に参加するとともにこれを日本に紹介。重厚なマチエールを繊細な線で覆う独自の非具象絵画を確立。詩画作品などを試みた後、1983年頃から日本の伝統美を蘇生させる「花鳥風月」シリーズに着手、1990年代後半に「広島」や「長崎」などの戦禍の図に取り組んだ。20世紀末には死を目前に大きく作風を変化させ、当時社会現象ともなっていた「コギャル」を題材にした新作を発表する。
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