INTRODUCTING ARTISTS

Jeff Koons

ジェフ・クーンズ

ジェフ・クーンズはキッチュなオブジェや工業製品をモチーフにし、作品化したアーティストです。 彼の代表的な作品の一つ『バルーン・ドッグ』は、実は巨大な犬の風船ではなく、巨大な金属製の犬の形の作品です。バルーンを金属に変えると言うことは、人生の束の間の楽しみを永遠に閉じ込めると言う意味合いを持っています。 また、2019年には彼の代表作品である『ラビット』が当時存命する作家の販売価格としては最高額を記録したことでも有名となりました。 様々な商業的・大衆的なものをコラージュ的に配置した絵画シリーズや、西洋絵画に見られる古典絵画を利用した『ゲイジングボール』シリーズでは、エル・グレコやクールベ、マネなど過去の名画を再び自身で描画し、その前にペイントされた棚とその上にそれぞれがでオリジナルの青いガラス球が置かれた彫刻を配置し、絵画の前に球を置くというシンプルな行為が、過去の伝統的な絵画作品と鑑賞者を同時に繋ぐという興味深さを作り上げました。 ジェフクーンズは、シンディーシャーマンやリチャード・プリンスなど、ポストポップ世代の一人で、1960年代のポップ運動の魅力を追求し、アンディ・ウォーホル同様に巨大なスタジオ兼ファクトリーを設立。数十人の従業員と共に制作をしています。  

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