INTRODUCTING ARTISTS

Waichi Tsutaka

津高和一

抽象絵画のパイオニア・津高和一は、幼い頃から詩に親しみ、『貌』『神戸詩人』などに発表していました。1938年頃より洋画を始め、大阪の中之島洋画研究所にて学びました。初めは人物や風景を描いていましたが、母子像を簡潔なフォルムで線描きする作品を最後に具象を離れ、抽象画を描き始めます。絵筆を握るより先に詩作の世界に入った津高和一の作品は、叙情性に溢れ観る者を静かに心象風景へと誘うような静謐な画面が特徴的です。

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