INTRODUCTING ARTIST

高橋 常政
Tsunemasa Takahashi
なにかを描くのが画家です。なにかとは形、色、階調などです。 画家はそれらを組み合わせて、あるイメージを人の目の前に提示、現前させます。 僕は毎日膨大な量のイメージを消費します。 絵画、映画、音楽、文学、その他。そして僕の仕事は、描くために覚えた方法と消費し感じた、たくさんのイメージとがどんな構造を持つのかみつけることなのです。 あまりに複雑すぎて先はまったく見えません。 (作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)

藤元明
Akira Fujimoto
藤元明(ふじもと・あきら) 1975年東京生まれ。1999年コミュニケーションリサーチセンターFABRICA(イタリア)に在籍後、東京藝術大学大学院修了。東京藝術大学先端芸術表現科助手を経て、絵画制作と並行し、社会・環境問題などを取り込んだアートプロジェクトを立案、実施している。 インタビュー

田中宏美
Hiromi Tanaka
田中宏美の描く作品のテーマは、一貫して「view」と名付けられてきました。「view」とは抽象化された景色。登山やスキーの愛好家である田中は、「自分の体験した自然、それは単に視覚的なものだけでは終わらない、聴覚、嗅覚、触覚の総合的な体験である。それを絵画という視覚による認識形態に落とし込むとき、視覚体験を抽象化しなければ描き切ることはできない。」と言います。そんな田中の描き出す世界は、凛としていて清々しい空気感に満ちています。

柿崎 覚
Gaku Kakizaki
柿崎覚の作品は、キャンバスの上に油絵具で厚塗りに描かれた画面が特徴的な作品です。 東京生まれの柿崎はお気に入りの東京の風景を見つけると、その場にキャンバスと油絵具を持ち込み描いていきます。 モチーフとなる自然や風景を目の前にして描くことにより、臨場感溢れ迫力ある画面が生まれてきます。

尾形 純
Jun Ogata
日本の伝統色を思わせる落ち着いた色彩。絵具や水、空気、そして重力、表面張力など自然現象の力を借りて生まれる画面は、まるで自然の景色を見ているかのようです。 ・出版 2021年 尾形純 作品集 「十の庭 ~庭に宿る抽象~」 2022年 尾形仮山 作品集 GOKUSUI 「曲水」

大川菜々子・常田泰由・二井矢春菜
「日々」大川菜々子・常田泰由・二井矢春菜 展 2023.3.16 thu - 4.1 sat

井上 実
Minoru Inoue
井上実は1970年生まれ。東京造形大で絵画を専攻するが中退し、渡仏。帰国後も一貫して絵画制作を続けています。 井上の絵に対する真摯な姿勢は、そのまま作品に反映されていて、モチーフはどこにでもある、普段は目に止めることなどほとんどない草叢や、ベランダに置かれ、放置されたプランターの中の枯れた植物や昆虫ですが、嫌味がなく、崇高ささえ感じさせます。 それは、彼が可能な限り「意図」というもの排除し、絵を「作る」ことをせず「描く」ということに集中した結果...
Hitomi (Mairi)
アートへ込める想いは「循環と調和」 1991年生まれ 埼玉出身 / 2020年から独学 自然や多様化している価値観の” 循環と調和 ” をテーマに活動する現代画家 。 今。そのときの感情をありのまま、多様な技法を用いて描くアクリル抽象画。 作品を描きたいと思い立つときは、いつも”なにか”との対話後。 日々、人や自然から言葉にならない”なにか”を受け取り、そこから感じとった情景を表現することが好きで絵を製作している。 価値観の異なる相手とは補...