アンドリュー・ショルツ
ANDREW SCHOULTZ
アンディー・ショルツは、カリフォルニア・サンフランシスコで、90年代後半から大規模な壁画を作成してきました。
その作風は、ファンタジーと現実、カオスとディストラクション等のテーマを繊細で複雑な画法で表現します。
2011年にSFMOMAのキュレーターであるジョン・ザロベルが、パウル・クレーの作品をベースとしてショルツに作品制作をしてもらい、作品を見る人々にその2つの作品から生み出される「対話の画像(Images in Dialogue)」を感じてもらうという企画を提案し、実現します。ショルツがクレー作品を研究するにつれ、例えば、繰り返しモチーフとして用いられている「馬」、「街」、「並行する線」など、自分の作品とクレーの作品の間に共通するものが多くあることに気が付き驚きました(それまで、クレーを勿論知ってはいたが、影響された事は無いと語っている)。
今、目が離せないアーティストの1人である事は間違いありません。